苦しかった胃カメラ検査

わたしは26歳の時に初めて胃カメラ検査をしました。自分では精神的に強いほうだと思っていたけれど、仕事で夜遅くまで残らなければならない日が続き、毎晩タクシーで帰宅するような生活を数週間続けていたところ、みぞおちが痛くてたまらないという状況が続きました。それでもまだがまんができたうちはよかったのですが、ある朝、耐えられないくらい強いみぞおちの痛みで目が覚め、看護師の友達に電話で伝えたところ、すぐに病院に行ったほうがよいというアドバイスを受けました。それで行ったところ、すぐに胃カメラ検査をすることになりました。それはそれは苦しかったです。みぞおちの痛みに比べたらましかどうかといいますと、やはり検査のほうがはるかに予想を超えた苦しさがありました。しかし、そのおかげで十二指腸潰瘍ができていることが見つかり、薬を飲み、完治することができたので、胃カメラ検査をしてもらったことに感謝しています。

胃がん検診には生存率に有効性の分かったカメラ検査

日本人は胃がんに罹る人数が社会の高齢化につれて増加していますが、死亡率は肺がんに次いで2位になっているので、早期発見、早期治療による胃がんの生存率が高いということを示しています。胃がん検診にはX線バリウム検査とカメラ内視鏡の2種類があり、従来から小さながん病巣の発見には内視鏡の方が優れているといわれていますが、カメラを飲み込むことに抵抗感を感じる人が多いため、X線バリウム検査を受診する人の方が多かったようです。ところが、内視鏡の小型化や鼻から挿入する楽な検査方法も普及してきたので、徐々に内視鏡検査が苦痛でなくなりつつあります。また、半年ほど前に国の発表によると、長年の追跡調査により内視鏡検査の死亡率減少に対する有効性が確認できたとのことなので、今後、高齢者の更に増加していく時代には内視鏡検査を受診する割合が増えて死亡率の減少に更に寄与することが期待されています。

鼻から胃カメラをするメリット

鼻から胃カメラをするメリットを考えてみます。多くの方は、喉の奥に何かが接触した際に、オエッとなることが一度は経験したことがあるはずです。例えばですが、風邪のために病院に行った際、医師に金属のヘラで舌を押された際に、オエッってなります。このオエッってなってしまうことを咽頭反射と言います。ですから、胃カメラをする際に口から内視鏡を入れてしまうと、この咽頭反射が起きてしまいます。しかしながら、鼻から内視鏡を入れた場合には、この咽頭反射が起こりにくくなります。これが、1つ目のメリットです。また、口から内視鏡を入れた場合には、麻酔薬を使って眠った状態で検査を行うことが一般的です。ただ、麻酔薬を使用するとしばらくは病院で休まなくてはいけなくなります。その点、胃カメラを鼻から内視鏡を入れた場合には、鼻の中や喉の奥などに局所麻酔だけで済みますので、検査後はすぐに帰宅が可能となります。これが2つ目のメリットです。

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